こんにちはヤニックです
思考の停止はネットビジネスに限らず
成功を収める為の妨げとなる
非常にタチの悪い習慣の一つです。
よく例に出しますけど
情報商材⇒怪しい⇒買わない
これが思考の停止です。
情報商材に怪しい、というあなただけの”ラベル”が貼られていて
それ以上の思考を停止している状態です。
島田紳助⇒キライ⇒紳助に関するコンテンツは見ない
これも島田紳助⇒キライという”ラベル”が貼られていて
思考が停止している状態です
キライ
出来ない
わからない
私は○○な人だから
こういうセリフを言うとき
すべからく思考が停止している状態です。
自分の中で断定的に判断してラベルを貼り付けて
それ以上の思考をシャットアウトしてる状態です。
考えるのがめんどくさいから
考えたくないから
考えないように都合のいい言葉を使っているだけです。
思考の停止の何がいけないかというと
断定してしまうことで、物事の本質が見えなくなるんです。
自分のラベルを人や物にペタペタ貼っていったら
見える世界は、本物の世界ではなくて
それは単に
あなたの世界です
あなたが”勝手に決めつけて”見ている歪んだ世界です。
すぐそこに真の世界があるのに本当の姿は見えません。
あなたが見ているのは、あなたが貼ったラベルに
彩られた、あなたにとって都合のいい
とても歪んだ価値観の世界です。
島田紳助⇒キライ
もうこうなった時点で、島田紳助から
学ぶことは何一つ無くなります。
あいつはイヤなやつだ
と言った時点で、もうそいつに関する思考は停止します。
何も学べなくなります。
イヤな奴は事実、イヤでもいいです。
イヤなりに、何か学べることってありますよ。
逆に好意的な思考の停止もあります。
あの人はホントすごい!!
言うことは全部正しい!!
ってなった瞬間に、思考が停止してます。
あの人⇒正しいという
あなただけのラベルが貼られています
人や物を評価する時、絶対的な評価は非常に危険です。
絶対的な存在は神様だけで十分です。
ラベルを通さず本質を見抜く方法
じゃあどうすれば本質が見えるのか?
人や物を評価する時には相対的な評価をすると
非常に重要な本質が見えてきたりします。
例えば
ある一枚の絵を見たとしましょう。
私は「なんて綺麗な絵だ!!」と思ったとします。
でも友達は「なんか・・・怖い絵だね・・・・」と言った。
そこで友達のことを「絵を見るセンスが無いやつ」もしくは
「どっからどう見ても綺麗な絵なのに・・・変な事を言うなぁ」
友達=絵を見るセンスが無い
見た絵=綺麗
というラベルを貼ってしまってはそこで思考が停止します。
大切なのって、相対性なんです。
同じ絵を見て
綺麗と怖いという二つの感想があって
そこには差が生まれたわけですよね。
その差が何で生まれたのかを考えるんですね。
どうして友達は怖いと言ったのだろう?
自分との違いはなんだろう?
どういう絵の見方をしているんだろう?
他にどんな絵が怖く見えるんだろう?
男の子に「お前はブサイクだ!!」
と言われ、私は怒った、あの子は泣いた
あの子は泣き虫な子だ・・・思考の停止です。
同じ言葉を言われて、一方が怒り、一方は泣いた
その差はなんだろう???
実はあの子はその男の子がスキだったかもしれません
もしくは、はじめてブサイクと言われたかもしれません。
ある人は言った
「成功するために本を沢山読みましょう」
また、ある人は言った
「成功したけど、本なんか年に一冊も読まなかった。」
どっちが正しいの~分かんない!!・・・思考の停止。
本を読まないで成功したなんてあいつは嘘つきだ怪しい!!・・・思考の停止
どっちも正しいとして、その差に着目します。
成功するにはやはり、知識の蓄積は大切だ
じゃあ本など読まないと言った人はどうやって知識を吸収していたのだろう?
よく調べたら、その人は人と会って話すのがスキな人だった。
本質は変わらない、手段が違うだけだった・・・
それを頭から
本を読まないで成功したなんてあいつは嘘つきだ怪しい!!
というラベルを貼っていたのでは
本質は見えてこないんです。
自分のラベルで断定的に人や物、もしくは自分を評価することは
非常に危険です。
でもついやってしまうんです
その方が楽だから
考えないほうがずっと楽なんですよ。
考えずに自分のラベルをペタペタ貼ってる方が楽です。
だって、ラベルを貼れば貼るほど
自分にとって心地の良い世界になっていきますから
その代わり本物は見えなくなり
世界はどんどん縮む一方です。
本質が遠ざかり、成長の妨げになります。
間違っても自分自身に
私○○な人だから・・・
というラベルを安易に貼ってはいけません。
それをやった時点で
本当に○○な人になってしまいます。
決めつける必要なんて無いんです
ただ、他人との差があるだけです。
たったそれだけ・・・
何度も言いますが着目するべき点は
自分と相手との差です。
つまり相対性です。
相対性に着目して思考を巡らすことで
本質が見えるようになってきます。
絶対は無いです
あるのは差だけです。
ほんのちょっとの差
その差に着目して
思考を巡らせるだけで
真なる世界が見えてきます。
そして人生が少しだけ良い方向に向きますよ
今回の話はまとめると2つです。
1,自分のラベルを貼れば貼るほど、本質が見えなくなり世界が小さくなる
2,人や物を評価する時は絶対的な評価ではなく、差に注目し相対的に評価することで本質が見えてくる。